冬は
どういう環境で
飼ったらいい?
特に初めて冬を迎える飼い主さんたちは、
- うさぎさんに風引いてほしくない
- うちの部屋はかなり寒いけど大丈夫かな
- 暖房による乾燥も気になるなあ
こんな不安があるのではないでしょうか?
僕の家では
これで対策してます
- 24時間暖房使用
- 24時間ペットヒーター使用
- 加湿器を炊く
- 床にはアルミシートを敷く
- 夜はケージカバーとタオルケットをかぶせる
温度や湿度を保つために対策をたくさんしました。
そんな僕が今までの経験から「今うちでしている対策」「この対策に行き着くまでに買ったものとその効果」を全て紹介していきます。
この記事でわかること
- 部屋全体を、どのような環境にしたらよいかがわかる
- ケージの中での対策方法がわかる
- 夜、寝る前にどうやって対策するかがわかる
- 買っても役に立たなかったものがわかる
もう少し詳しく書いていきます。
僕はうさぎさんの温度管理について、ほぼ毎日呟いて(@kluvRab)ます。
温度管理の参考にしてくださいね。
おさらい:うさぎに適した温湿度と、冬にかかりやすい病気
うさぎさんに適した温度と湿度
- 温度:15℃~25℃
- 湿度:40%~60%
※基本的にここを目指して設定します
まずは基本に則って設定をすれば大丈夫です。
あとから「あなたの」うさぎさんの適切な範囲を観察して見つけましょう。
★自己流ですが、うさぎさんと温湿度の会話をする方法を書いています↓
ただ、どういう範囲になろうと対策できることは一緒です。
対策をすると病気の予防に効果があります。
寒さ対策で予防できる病気
- 冬のうっ滞
- スナッフル(肺炎、斜頸など万病の元)
- 乾燥による皮膚病
- ドライアイ
- 細菌感染
などなど、まだあります。
部屋全体の対策
温湿度計で計測しよう
体感はあてになりません
きちんと測りましょう
まずは温度と湿度を正しく管理できるように温湿度計を揃えましょう。
もちろん普通のものでも構いません。
スマホと連動しているものもあります。
家を空けてるときも心配な人はこちらをおすすめします。
エアコンで部屋を暖かくしよう
僕の家では室温が大体21℃あたりになるように設定しています。
エアコンは24時間つけっぱなし!
うさぎさんに関わらずペットを飼ったらエアコンのつけっぱなしは避けられません。
家で飼ううさぎさんたちは品種改良をされています。
学校で飼ってたうさぎさんと比べて外の温度変化に耐性がありません。
【エアコンは効果がある】のではなく【エアコンが無いと飼えません】
家の中でもエアコンが無いと温度は急激に下がります。
温度計を見ながら、部屋の温度を保ちましょう!
部屋の温度を常に21℃台にできるようにエアコンを調節しましょう!
僕の家で使ってるエアコンは安価ですが、つけっぱなしで3年間壊れていません。
※工事費込みで60,000円くらい(6畳用)
\参考画像:これです/
電気屋で買うと有料ですが取付工事もしてくれるので便利です。
電気加湿器で乾燥から守ろう
結局電気の加湿器でしか
加湿できません
加湿器はすぐにカビが生えるので毎日手入れが必要です。
うちでは手入れが楽で、程よく加湿してくれる加湿器を使っています。
この加湿器は出かけるときや、夜寝るときに使用しても安心です。
これだけあれば、とりあえずは十分です。
加湿すると部屋の温度も上がりやすくなります。
上の白い加湿器で42%くらいまでしか上がらない時に、下の加湿器を使ってます。
エルズ ヒュミディファイアーは注意して使わないといけません。
思いっきり加湿するので、湿度が急上昇しがちです。
30分くらいで54%まで上がったり、油断すると6畳の部屋で60%超えます。
そのため、家に人がいないや人が寝てる時に絶対に使わないようにしましょう。
湿度の管理には、電気加湿器を利用しよう!
乾燥を予防するための記事
いろんな加湿器のレビューも書いてるので参考にどうぞ
アルミシートを敷いて床からの冷気から守ろう
安いのに効果絶大
ケージの真下だけでOK
暖房つけても
温度が上がりにくい
なんで!?
床からの冷気で
温度が下がってる可能性大
僕の家ではこの疑問をアルミマットで解決しました。
僕の家ではジョイントマットの上に防塵消臭マットを敷いています。
もちろん暖房はつけてます。
それでも、足元は寒く床の冷たさを感じられたほどです。
あなたは足元だけだけど
あたしゃ体全体がその温度だよ
しかし、ケージの下あたりにアルミシートを敷くと僕自身が「ここ冷たくない!」と感じます。
アルミシートってかじりますよね?
かじれないで、
保温できる敷き方があります!
それがこの方法です!

このようにアルミシートをジョイントマットなどで隠すように敷いて下さい。
部屋全体に敷いてもいいですが、うちでは2畳用を2つ折りにしてケージの下だけ敷いてます。
もちろん、ケージ下だけでも効果は十分ですよ!
\1,500円程度で温かい!/
ケージ内での対策
わらマットを敷いて下からの冷気から守ろう

すのこの穴からの風が寒い時は
ここにいるよ
ある程度、うさぎさんが自分で対策できる環境にしておくと、飼い主さんも目安にしやすいですね。
わらマットが不向きなうさぎさん
- わらマットの上でおしっこしてしまう可能性があるうさぎさん
衛生面でよくないのでオススメしません。
その場合は牧草を床にばらまいておくと多少は効果があります。
わらマットを敷いたり、
牧草を床にばらまくのは
ソアホックの予防にもなります
いいことが多いので、導入してみて下さい。
本物の「わら」でアレルギー症状の出るうさぎさんもいます
ちなみに僕のうさぎさんは「わら」がダメです。
「ゴッヘェ!!」という声とともにムセてたので使ってません。
本物の「わら」を使ったマットは、うさぎさんがアレルギー反応を起こす可能性があります。
↓ちなみにこれがダメでした↓
チモシーで作られているマットがオススメです
チモシーなら普段食べてるし、僕のうさぎさんもムセることなく使えてます。

ペットヒーターで暖かい場所を確保しよう
冬も使っていますが
除湿の冷気が効きすぎる夏も使えるので便利
うさぎさんが寒いと感じた時に「暖を取れるエリア」を作りましょう。
冬の間はつけっぱなしにしています。
かじれない温かいものとして、ペットヒーターは有効です。
使い方は「床に敷く」のではなく↓「壁に沿わせて立てる」です↓

このペットヒーターはコードの部分をステンレスで覆っています。
だから、うさぎさんが齧っても感電せず安全です。
もちろん、むき出しのステンレスではなくビニールコーティングもしてあるので錆びません。
ただ、稀にビニール部分だけうさぎさんがかじることがあります。
ペットヒーター側のコードの根本は、かじれないくらい太い結束バンドで締めて下さい。
結束バンドで止めないと倒れます。
ケージに布を入れちゃいけない?
僕の家のうさぎさんはかじり癖があるので、ケージに布を入れることはできません。
布を入れてる家も多いですし、特に問題ないようなのでなんとも言えません。
しかし、基本的にはケージに布は入れないほうが無難です。
うさぎさんは物を噛む動物なので、布をかじって誤飲して、うんこが出なくなり死んでしまうことがあります。
うちのうさぎさんは何でも噛むので「ほりほりマット」すらも入れていません。
心配なうちは布で対策するのは辞めましょう。
ケージカバー:寝る前の保温がめちゃくちゃ楽!!
かなりオススメです!!!
最初は「いらない」と思っていました
「別にいらない」と思ってたもので、ここまで劇的に「買ってよかった!」を実感したのはケージカバーです。
冬の夜は気温の下がり方が急激です。
大阪に住んでいる僕でそう思うので、もっと思っている地域の人は多いのでは無いでしょうか。
タオルかぶせておけばいいんじゃないの?
ケージの網の間から
布を引っ張って齧るので危険です
買ってみたら、夜の温度変化の心配がなくなりました
僕の家ではケージカバーの上からタオルを掛けています。
ケージカバーだけでは保温が不十分なのでタオルも使っています。
ケージカバーの素材は齧れないし、温かく、チャックが多いので通気孔も好きな場所に確保しやすいです。
気温によっては、半分だけ空けたりして調節もできます。
もちろん小さいサイズのケージカバーもあるので試してみてください。
※80サイズとは違って、半分ずつ前を開けることはできません※
夜、寝る前の対策
真冬になったときはこうしてます
- ケージカバーをかける
- タオルケットorバスタオルをケージカバーの上からかける
- 引き出しからの隙間風防止としてタオルを敷き詰める
少し暖かい日、冬になる前などは、ここから引き算して環境を整えます。
↓下の画像は、引き算はしてますが、だいたいこんな感じです↓

この日は急激な温度の低下は無かったので、熱がこもり過ぎないように片側だけ開けてます。
全て閉める日も1箇所はチャックを空けています。
これは、うさぎさんが熱くなったときに涼む場所を用意するためです。
タオルケットなどは床まで垂らして下からの隙間風を防止。
ケージカバーが来てから、足したり、引いたりの工夫しやすくなりました。
まとめ:うさぎさんを冬から守ろう!2万円でこれだけ揃います
予算20,000円でうさぎさんの健康と飼い主さんの精神状態が守れます。
※エアコンは含まず※
明日のお世話に備えて
ぐっすり眠れる
快適~♪
Step1.温度と湿度を必ず見ましょう
Step2.部屋の環境を整えよう
Step3.ケージの環境を整えよう
それでは、うさぎさんと快適な冬を過ごしてくださいね!