え!?
室温は人間と同じじゃダメなの!?
うさぎさんを飼い始めた僕が最初に思ったことです。
僕には「学校のうさぎ」のイメージしかなかったから、
環境に強く、暑さ、寒さに、たくましく生きるのかと思っていました。
これはまったくの間違いです。
最近のうさぎさんは品種改良が進んでいて、温度管理ができない環境では、うさぎさんは飼えません。
↓温度・湿度の基準を超えた場合について書きました
温度、湿度は「あなたの」うさぎさんに適した温度があります。
管理してあげましょう。
この記事はこんな人向けに書いてます
- みきわめる前の温度の設定の仕方を知りたい人
- あなたのうさぎさんの室温、湿度の見きわめ方を知りたい人
僕はほぼ毎日「朝の室温・湿度」「その時のエアコンを何に設定しているか」
「その日はどんな気候か」「その他、観察日誌」をつぶやいています。
そこでわかったのはうちの場合、室温は17℃~23℃、湿度は50%~65%でした。
一般的な幅より狭いですよね。
このように「あなたの」うさぎさんが何度なら過ごしやすいかをみきわめる方法を紹介します。
みきわめる前:うさぎさんの室温は何℃がいい?
うさぎさんに適した室温を調べると、こんな説明が書いてありますよね。
温度は15℃~25℃
湿度は40%~60%
温度は18℃~26℃
湿度は50%~70%
いやいや、
5℃でも問題なく生きます
いやいやいや、
うちの子は28℃でも元気です
結局
何℃、何%で
出かければいいの!?
僕が最初に採用した室温は21℃~23℃、湿度は47%~57%でした。
判断の理由
- 温度は15℃~25℃、湿度は40%~60%という説を採用した
- お迎えの時期が2月下旬だった
- うさぎさんが赤ちゃんだったから、寒すぎないようにした
- 湿度は47%以下でくしゃみが多かった
この範囲でうっ滞になったり、熱すぎたりということはありませんでした。
「あなたの」うさぎさんの室温、湿度の見きわめ方
うさぎさんを観察すると「この温度あたりが快適らしい」というのが読めてきます。
何を観察してみきわめるか
- 【超重要】耳を触って暑いか冷たいかを確認する
- うんこの大きさを確認する
- うさぎさんの寝るスタイルを確認する
【超重要】耳を触って、暑いか冷たいかを確認する
うさぎは耳で体温調節をするので、耳の温度が室温の判断基準になります。
だから、最初は耳の観察を集中してやりましょう。
うさぎさんの耳が冷たいときは寒がってますし、熱いときは暑がってます。
難しく考えず、まずは耳を触ってみましょう。
※僕も体温計を使ってまで測ったことはありません。
- うさぎの耳(先端~真ん中あたり)を触って「ヒヤッ」としたら、室温を上げる
- うさぎの耳(先端~後頭部)を触って「ホクホクッ」としたら、室温を下げる
- うさぎの耳(先端~真ん中あたり)を触って「ヒヤッ」
うさぎの耳(後頭部)を触って「ホクホクッ」 なら室温はそのまま - うさぎの耳(後頭部)を触って「ちょっとあったかいな」なら室温はそのまま
室温を上げるときも、下げるときも1℃づつ設定しましょう!
「耳が冷たい」の判断基準
うさぎさんの体温は大体38℃~40℃といわれています。
人間は36℃くらいです。
36℃くらいのあなたが、うさぎの耳を触ってみて「冷たい」と感じたのなら、うさぎの耳が36℃以下になっているということです。
室温をあげるか、ヒーターを設置してあげましょう。
熱いの判断基準
「熱い」は、飼いたての人は特にわかりにくいです。
毎日触って感覚を鍛えましょう。
俺の場合は耳と後頭部を触って、ホクホクしていたら温度を下げてみてます。
ホクホクしていても耳の先を触って冷たければ、そのままの温度で様子を見てます。
ちょっとあったかいな~くらいのときも、そのままの温度にしてます。
即座に温度を変えられないとき(外出時)
耳をこまめに触ってあげられないときは、いつもの室温の設定で家を出ます。
そのときにうさぎさんが自分で暖かさを調節できるようにしてあげましょう。
例えば、夏は冷房を回して、ケージにヒーターを入れて置いておくなどです。
うさぎさん自身、寒かったらヒーターに乗るし、暑かったらヒーターから遠い場所に移動します。
休日や夜間など家にいるときに観察を。
「どの温度のときに、どういう場所にいるか?耳はどうか?」を観察して「あなたのうさぎさんデータ」を集めてください。
観察しておくと
最近、夕方は寒がるから
ヒーターを置いていこう
など想像しやすくなり、外出時の心配が減らせます。
うんこの大きさを確認する
※医学的根拠のない僕の経験談です。
うちのうさぎは、室温と湿度のバランスが悪いと、うんこが一回り小さくなります。
↓みんなの意見も集めました
元気・食欲があるか?も大事ですが、うんこに関しては「大きさ」よりも「量」を診るとよいです。
※もちろん心配なときは獣医師にみてもらいましょう!
うちのうさぎさんは量は問題ないですが、湿度が60%を超えたときは必ず一回り小さくなります。
↑この日はこの気温では少し暑かったようです。
室温を改善したら元のうんこに戻りました。
また、うっ滞のうんこではないけど、10月の雨の日は湿度があがって、こんなうんこのときもありました。

正直湿度かどうかは怪しいですが、湿度を改善したら翌朝は元気なうんこがでました。
病院にも連れて行ったところ、獣医師の見解は、こうでした。
この形状は心配です。
しかし元気ですし、うんこの成分も問題ありません。
薬はあげなくて大丈夫。
ただ、うんこに毛は多く混じっていたので、
ブラッシングだけがんばってください。
湿度関係ないの…?
この形状のうんこの全体画像は、あまり見かけないので載せておきました。
こんなうんこをみつけて、病院に連れて行くまで何時間かある場合は、
室温、湿度も疑ってみてください。
うさぎの寝るスタイルを観察する
暑いとき限定ですが…暑いときは伸びてます。
リラックスしてるときもするのですが、観察の基準に入れました。
このポーズのときは、撫でるついてに耳や後頭部を触って、ホクホクしてたら温度を下げてあげましょう。
暴れたあともホクホクしてます。
そのへんの判断は慣れてきたら、ほっとけばいいかそうでないか、わかってきます。
わかるまでは見てあげるのがよいでしょう。
※香箱座りは、寒くなくてもするので、目安になりません。
まとめ
「あなたの」うさぎさんの室温・湿度のみきわめ方
- 最初は室温は21℃~23℃、湿度は47%~57%で設定してみる
- 以下の観察をする
- 【超重要】耳を触って暑いか冷たいかを確認する
- うんこの大きさを確認する
- うさぎさんの寝るスタイルを確認する
- 観察して寒かったり暑かったりしたら1℃~2℃単位で調節する
あなたのうさぎさんが元気に健康長寿できますように!