「うさぎさんを飼うぞ!なにを準備しよう?」
「最低限必要なものが知りたい!」
「ごはんは何を選べばよい?」
うさぎをお迎えするのに何の準備をしたらよいか、いくらかかるのか調べている方も多いのではないでしょうか。
ペットショップでうさぎを購入すると、小さな段ボールでうさぎを持ち帰ることも。お迎えに手間取ってしまうと、段ボールの中でおしっこをしたり、段ボールをかじったりして、不衛生かつ危険です。
あらかじめ準備しておくと、上記のリスクを回避できますし、動物に不慣れな方でも余裕を持ってお迎えができます。
本記事では、うさぎのお迎えに必要なものや、お迎え後も継続して購入が必要なごはん・日用品を紹介します。
具体的には、以下のものが必須です。記事内では5つのブロックに分けて、必要な理由も解説します。
用途 | リスト |
---|---|
うさぎのおうち | トイレ 給水器 エサ皿 フードフィーダー | ケージ
うさぎの部屋んぽ | 防滑防臭マット ペットサークル | ジョイントマット
うさぎのごはん | 牧草(チモシー) 牧草(アルファルファ) | ペレット
うさぎの生活 | おそうじスプレー ブラシ ブラッシングスプレー | ペットシーツ
うさぎ部屋の温度管理 | 温湿度計 | エアコン
本記事を読めば、うさぎをお迎えするための環境に必要なものがわかるようになっています。ぜひ参考にしてください。
うさぎさんのおうちの準備
ケージ
家で放し飼いする場合もケージは必要です。
うさぎさんは体を伸ばして寝たりするので、80cmのケージがおすすめです。
紹介したケージは、うさぎさんが立ち上がっても問題ない天井の高さです
ケージの中で体を伸ばせると
うさぎさんの
ストレスの軽減もされるよ
これ以上大きいと、助走がつきやすいので骨折や打撲につながりやすいです。
いやいや…
うさぎさんだって
気をつけるでしょ
コケるまで走るし
壁にもぶつかるよ…?
うさぎさんは、はしゃいだりすると走ります。
自分で自由が効かない【てんかん】を起こすこともあります。
ジャイアントサイズじゃない限り、ケージの大きさはイージーホームエボ80くらいで良いでしょう。
あまり大きくならないうさぎさんなら60cmのケージでもOKです。
しかし、トイレや巣穴などを置くスペースも考えましょうね!
トイレ
僕のおすすめ!
イージーホームエボ80を使うなら、おすすめはこれです。
今うちで使用しているものです。
\ケージにピッタリ/
トイレの選びかた
- 足元が金網のもの
- トイレ本体が固定できるもの
- 足元の金網も固定できるもの
トイレは合う・合わないがあります
試してみるしかないね
最初は三角トイレを使用していましたが、僕のうさぎさんには不向きでした。
不向きだった理由
それは夜中に起こりました
キャハハハハハ♪
金網を引っこ抜いて
ペットシーツも引っこ抜いて
うんこもおしっこもぶちまけて遊んでいました…
トイレを変えるまで
1日2時間睡眠でした
おすすめしたトイレは金網が容器にガチッとハマるので、その心配がありません!
ペットシーツ
トイレの金網の下に敷きます。
ニオイ防止はもちろん、衛生的にも必要です。
うさぎさんの尿にはカルシウムが含まれているので、直にトイレにおしっこをすると汚れが固まって取れません。
\安い!/
僕の家だと半年分のペットシーツ!
ペットシーツには炭入りなどもありますが、そこまでの機能は必要ないです。
うさぎさんの水とごはんの準備
給水器
僕のうさぎさんが使っている給水器
給水器は小動物用のものを用意してください。
犬用などの飲み口が大きい給水器だと、うさぎさんが水を飲むときに溺れます。
人間でもドバァ!と水が口に入ってきたらムセますよね。
それと同じです。
適切なサイズのものを用意しましょう。
カビがたまりやすいので
僕の家では2台買って
朝と夜に交換してます
TODO:手入れの方法は別の記事に書きます
お皿はダメです(介護中でないなら)
皿で水をあげるのは不衛生
用意してください!
皿だとひっくり返したり、ゴミや排泄物なども入ってしまいます。
きちんと給水器を揃えてあげましょう。
お皿であげてる人もいるよね?
おじいちゃん・おばあちゃんで筋肉が低下してたり、介護中のうさぎさんは上を向いたり、高い位置にある水を飲むことが難しいです。
そういう場合はお皿であげることもあります。
ただ、体のしくみ上、下を向いて水を飲むほうが自然です。
僕の家ではまだ試してないですが、この給水器は自然な状態で水を飲んでもらえます。
えさ皿
おすすめなし:選び方だけ気をつけて
ペレットをあげる時に使用します。
僕の家ではコーナンで買った子犬用を使っています。
えさ皿の選び方
- 固定できるものか、重いもの
- 円形
- そこまで大きくないもの
うさぎさんは意外とマッチョなので、そこそこ重い皿でもひっくり返します。
人間用の食器の小皿はNG
割れやすく
軽すぎます
割れにくくて重い陶器のものを使いましょう。
三角形のお皿は食べにくい
お皿は円形がおすすめです。
飼い始めは僕の家でも三角のお皿を使ってましたが…
角のご飯がたべづらい
首を傾けて更に舌を伸ばしていて食べづらそうでした。
円形のお皿にしてからは食べやすそうなので、継続して使っています。
ペレット
ペレットは年齢によって成分が違うことが多いです。
よく見て準備しましょう。
月齢6ヶ月まであげるペレット
1日2回、少量をあげます。
月齢7ヶ月からあげるペレット
そんなに多くあげないので、消耗は緩やかですが必要です。
フードフィーダー
トイレを覚えるまでは必要です
牧草を入れて食べてもらうための箱です。
僕のうさぎさんはトイレを覚えるまで使用していました。
(給水器のとなりの箱)
おすすめなし:こまめに牧草を入れてね
うさぎさんは絶え間なく腸を動かしていないと生きていけない動物です。
だから、牧草は切らせません。
この箱だけでは、牧草を食べる量に追いつかなくなります。
こまめに牧草を投入してください。
生活スタイルと合う・合わないがあります
大体の飼い主さんは日中に仕事に行ったり、夜中は長時間眠りますよね。
僕もそうです。
フードフィーダーは一度に入れられる牧草の量が少ないです。
うさぎさんは牧草を永遠に食べるので3時間後には空であるのが普通。
幸い僕は奥さんと生活が逆なので牧草を切らさずに補充できました。
しかし、深夜はどちらも寝ています。
僕は2時と5時に起きて牧草をあげて、また寝るという生活をしていました。
ね、ねむい…
最長3時間しか寝れん
食べながらトイレをするなら【トイレに牧草】
僕のうさぎさんは牧草を食べながら、排泄する癖がありました。
だから、今ではトイレに牧草を入れています。
↓こんな感じ↓
これにしてから
朝8時
夜8時
夜11時だけ牧草を大量にあげてます
【注意】
最初から「トイレに牧草」にすると、
トイレを牧草入れにして、床をおしっこする場所にする可能性があります。
しっかりトイレを覚えてもらったり
習性を理解してから「トイレに牧草」にしましょう
牧草
主な食事はチモシーという牧草です。
月齢6ヶ月までは1ヶ月で1.5kg食べました。
2歳半の今では1ヶ月で3.5kg食べます。
僕の家であげている牧草
おすすめしない牧草
最初の1年、この牧草をあげていました。
しかし、枯れ草が多く、虫の死骸が入っていたので辞めました。
月齢6ヶ月までor免疫が弱くなったとき限定であげる牧草
マメ課の牧草(アルファルファ)
同じシリーズのチモシーはオススメしませんでしたが、アルファルファは問題ありません。
但し、アルファルファには「乾燥剤」が入っているので、乾燥剤をうさぎさんにあげないように注意して下さい。
赤ちゃんの時期は体力や免疫をつけるために栄養を多めのアルファルファをあげましょう。
朝・夜1回づつ、一握り程度で構いません。
肥満の原因になるので、月齢6ヶ月以降や免疫が強い時期はあげないようにしましょう。
最初に揃える食べ物のお買物リスト
部屋んぽスペースの準備
うさぎさんは1日に1時間~2時間程度、ケージの外に出して部屋を散歩させます。
(これを【部屋んぽ】と呼びます。)
運動をすることで胃腸を活発化させ排泄を促したり、自律神経を整えたりできます。
しかし、床にも気を使う必要があります。
あたしたち、
硬い床だと足にタコができて
血がでちゃうの
つるつるすべる床でも
関節おかしくして歩けなくなるよね
これ解決するには【部屋んぽ】させるエリアにジョイントマットと防塵消臭マットを敷きます。
ここでは少しだけ説明します。
詳しい内容は別記事↓を見てください。
ジョイントマット
防滑防臭マット
僕の家は4畳くらいを遊ばせるスペースとして確保しています。
絨毯やカーペットなどはNGです。
特に動物を飼い慣れていない人は注意してください。
布製を避けたほうがいい理由
- 布をかじって食べる(吐き出す能力がない)
- カーペットの毛足がループ状の場合、爪を引っ掛けて、爪を剥がすか骨折する
リスクが大きいのでオススメしません。
ペットフェンス
コードが多い場所など立ち入ると危ない場所にいかせないために必須です。
僕のおすすめ
30分程度で手作りできるので、最初はぜひ安く作ってください。
ただ、僕のうさぎさんはフェンスを飛び越えるようになったので既製のものに変えました。
飛び越えないうちは手作りで十分です!
部屋の温湿度管理の準備
エアコン
エアコンがなければ、うさぎささんは飼えません。
「家うさぎ」は品種改良がされているので、温湿度にかなり敏感な動物です。
飼育小屋や野生のうさぎさん達とは耐性が全然違います。
うさぎ部屋を「適温に保つ」ということは快適に過ごしてもらう【うさファースト】の観点とは違います。
「死なせない温度を保つ」ということです。
「死なせない温度を保てる」ようにエアコンは必ず揃えておきましょう!
僕のおすすめ
僕が持っているエアコンの後継機種です。
エアコンにしては安いので買いました。
使い始めて3年ですが元気に動いています。
Amazonで頼むと工事をしてくれないので電気屋でいくらか出して工事してもらったほうがいいですよ。
加湿器、除湿機は
最初から揃えず
エアコンで様子を見てからでOKです
温湿度計
うさぎの適温は15度~25度、湿度は40%~60%です。
これより寒くても暑くても体調を崩すし、湿度70%以上はかなりまずいです。
正しく把握するには必ず温湿度を測りましょう。
肌感覚は当てにならないからね
温湿度が管理できていないと以下のようなリスクがあります。
- 胃が詰まる
- 皮膚病になる
- 乾燥で気管支炎になる
- 熱中症
などなど。
管理の仕方がわからない人は僕のTwitterの実践履歴を参考にしてください。
温度に関しては僕のうさぎアカウント(@kluvRab)で「#うさぎの温度管理」というハッシュタグでつぶやいています。
※2021.10時点で2年半分のデータを貯めてます!
【お買物リスト】最低限そろえるものをまとめました
このリストのものを揃えれば漏れがなくお迎えできます。
□ケージ
□トイレ
□ペットシーツ
□給水器
□エサ皿
□ペレット
□フードフィーダー
□牧草(チモシー)
□牧草(アルファルファ)
□ジョイントマット
□防滑防臭マット
□ペットサークル
□エアコン
□温湿度計
これだけ揃ったら、十分にお迎えができるでしょう。
後は季節によって、ペットヒーターや除湿機などを揃えてあげてください。
今日はここまで。
それでは次の記事で!